今回は、サポーターの数を増やして交流するのに最も良い方法をご説明します。「ファンサブスクリプションのスタートガイド」をまだお読みになっていない方は、
まずその記事を読まれることをおすすめします。お読みになったら、こちらにお戻りください。
さて、次は何をすればよいのでしょうか。申請が承認された後には、ファンサブスクリプションをオンにして、宣伝動画と感謝のメッセージ動画のアップロードと、限定コンテンツの投稿を事前に済ませます。その後にファンサブスクリプションを成功させるために知っておくべきことをこれからご説明します。
サブスクリプションの開始日には、すべてのファンにサブスクリプションについて周知します。利用しているすべてのソーシャルプラットフォームで、宣伝動画とサブスクリプションのカスタムリンクをシェアします。Facebookでは、新しいFacebookサブスクリプションの宣伝を投稿します。宣伝投稿には宣伝動画が自動で埋め込まれます。宣伝投稿の宣伝と配信は特別扱いになります(詳細については、この記事の最後にある「用語解説」をご覧ください)。ファンサブスクリプション登録用のカスタムリンクを宣伝投稿に必ず挿入してください。
注: [サポーターになる]ボタンが宣伝投稿に表示されない場合は、ファンが最新版のFacebookアプリをダウンロードするか、デスクトップでfacebook.comにアクセスする必要がありますので、ファンにそのことをお伝えください。
宣伝を終えた後に、フォロワーに何度もページに戻ってきてもらうためのアドバイスをご紹介します。
1
新しいサポーターを歓迎する: 公開投稿でサポーターにパーソナライズしたメッセージを送り、新しいサポーターコメントに答えることで、一般のファンにもわかるようにサポーターへの特別な親近感を表します。
2
頻繁に投稿する: サポーター向けに1日1件以上投稿します。限定コンテンツか、もっと単純でも有意義なコンテンツ、例えば制作現場の写真や動画、Q&A、アンケートなどを投稿します。コンテンツを頻繁にシェアすることで、ファンと交流し、サブスクリプションの認知度を高めることができます。これは特に最初の数週間に当てはまります。
3
支援を求める: サブスクリプションと特典について口コミで広げてもらうように、自信を持ってサポーターにお願いしましょう。ファンが次に見たいコンテンツをクラウドソースすることもできます。
4
ライブ配信を始める: Liveはファンとつながってサポーターを増やす強力なツールです。ファンの期待感を高めて、サブスクリプションに関する質問に答えます。
ファンサブスクリプションの運用を始めてからしばらくしたら、サブスクリプションの状況をすべてのファンに投稿で知らせます。サポーターになることをファンにすすめ、サブスクリプションに登録してくれたサポーターには感謝の意を表します。サポーターに提供する限定コンテンツのティーザーや特典を一般のファンに見せることで、サブスクリプション登録をファンに働きかけます。
ページの承認を申請したらすぐにサポーター限定投稿を作成できるようになりますので、限定コンテンツを作成する時間を十分に取ってから、サブスクリプションを開始できます。
サポーター限定の投稿やライブ配信を週に3~5回行うことで、勢いを持続させます。サポーターだけが利用したり交流したりできる新たな体験をどうやって生み出せるのかを考えます。公開予定を立て、視聴習慣を作るためのアドバイスについては、こちらをご覧ください。
プロのアドバイス: サポーターを対象にアンケートを実施し、サポーターが何を求めているのかを把握しましょう。
サポーター限定投稿の機能をオンにする必要があります。このオプションを有効にする以下の手順を実行します。これは一度だけ実行すればよい設定です。
1
ページの設定に移動して、[ニュースフィードのターゲットと投稿のプライバシー設定]の横にある[編集]ボタンを押します。
2
[このページのニュースフィードのターゲット設定と投稿のプライバシー設定をオンにします。]チェックボックスをオンにしてから、[変更を保存]を押します。
3
ページに戻り、投稿ツールを使って投稿の下書きを作成します。
4
投稿ツールの下で、[公開]の横にあるドロップダウンを開いて、[サポーター限定]を選択します。
ライブ動画ではクリエイターとファンがリアルタイムで親密につながることができますので、コンバージョンに効果を発揮します。
LiveはiOS、Android、デスクトップで現在利用できます。その利用方法は次のとおりです。
1
Facebookページで投稿ツールをタップします。
2
[ライブ動画]を選択します。
3
[...]をタップします。
4
[プライバシー設定]を選択します。
5
[サポーター限定]をオンにします。
6
[完了]をタップします。
7
[ライブ動画を開始]をタップします。
サポーター限定特典をファンに説明するために、サポーター向けのライブ配信を数回実施します。期待感を高めたり、ファンからの質問に答えたりするために、Facebookでライブ配信を実施することもできます。通常のLiveセッションに役立つアドバイスをご紹介します。
1
サブスクリプションリンクを含むコメントを固定します。これにより、各ライブストリームで登録エントリーが目立つようになります。
2
ライブ配信の説明にサブスクリプションリンクを必ず入れます。これにより、ニュースフィードで登録エントリーが目立つようになります。
3
サポーターの名前を呼ぶことが最も効果のあるオーガニック宣伝です。Liveにコメントしてくれたサポーターの名前を大きな声で呼びましょう。限定バッジ付きのサポーターコメントを見たファンがサポーターになる可能性もあります。
サブスクリプションの認知度と関心を高める努力を続けることが重要です。それにはサブスクリプションについて頻繁に投稿し、他のソーシャルプラットフォームでサブスクリプションリンクを宣伝します。動画とライブ配信でサブスクリプションを自然に宣伝します。ファンと交流するときには、新しいサブスクリプション特典への関心と、ファンが登録する可能性を高めます。
サポートを続けたいとサポーターに毎月感じてもらうには、サポーターにとっての価値を生み出し続けることが極めて重要です。
サポーターのための目標や特典を作る: クリエイター自身の目標を詳しく説明して、ファンにサブスクリプションを続ける動機を与えます。例えば、「今月末までにサポーターが400人になったら、新しい機材を買って、もっとすごい良質なコンテンツを皆さんのために作ることができます」といったことです。
アンケートを作成する: ファンが感想を述べたり、アイデアを提案したりできる手段を提供します。
サポーターのコメントに回答する: バッジが付いているコメントを必ず優先します。これにより感謝の好循環が生まれ、サポーターの数を増やすことができます。
サポーターの共感を呼ぶコンテンツは何なのかをページインサイトで必ず確認しましょう。アクティブサポーター数や、新規登録と登録解除の比較、サポーターの増加状況といったことのトラッキングを継続して、取り組みの成果を確認します。ファンサブスクリプションのインサイトにはhttps://www.facebook.com/(YOUR_PAGE_NAME)/insights/?section=navSupportersからアクセスします。
Facebookサブスクリプションを確立するためのこれらのアドバイスを生かして、コミュニティを強化し、ファン層を固めて拡大しましょう。フォロワーとつながる努力を続けて、その過程をお楽しみください。
ファンサブスクリプション: Facebookページ管理者が利用できる収益化の方式です。ファンは毎月料金を支払うことでページ管理者を資金面で援助します。有料のサブスクリプション登録者はサポーターとなり、サポーター特典を利用できます。
サポーター: Facebookページの月間サブスクリプションの登録者です。
サポーター特典: サポーターに提供する特典です。ページ管理者が選ぶことができます。サポーターバッジはサポーター特典としてすべてのファンサブスクリプションに自動的に含まれます。他のサポーター特典としては、限定コンテンツ、ライブ動画、商品割引などがあります。
サポーターバッジ: すべてのサポーターに贈られるバッジです。サポーターがページ管理者の投稿やライブ動画にコメントするときには、そのサポーターの名前の横にこのバッジが表示されます。サポーターはバッジをいつでも削除できます。
宣伝投稿: クリエイターが、宣伝動画と感謝のメッセージ動画をアップロードして、ファンサブスクリプションをオンにした後に、公開できる投稿です。この投稿には宣伝動画が自動で埋め込まれます。宣伝投稿の宣伝と配信は特別扱いになります。例えば、利用者がサポーターになる手続きを始められるボタンが投稿に自動で埋め込まれます。最も活発なファンには、新しい動画が公開されたことについてのお知らせが送信されます。関連性の高い利用者のFacebook動画フィードに宣伝投稿が表示されるようにもなります。
サブスクリプションリンク: 利用者がサポーターになるためのリンクです。これはサブスクリプション体験へのリンクです。サブスクリプション体験にはサポーター特典の説明が含まれ、大抵の場合は宣伝動画と感謝のメッセージ動画も含まれます。
サポーター限定コンテンツ: サポーターだけに表示されるコンテンツです。
ファンサブスクリプションをオンにする: これはページ管理者がファンサブスクリプションを開始して、利用者がサポーターになることができるようにするための設定です。
注: ファンサブスクリプションは、より多くの国でより多くのクリエイターの方々にご利用いただけるよう順次展開しています。現在の提供状況と利用資格についてはこちらをご覧ください。