Dena Blizzardさんは、One Funny Motherの名で活動しているコメディアンです。新型コロナウイルス感染症が流行するまでは米国各地を巡業していましたが、パンデミック後はFacebook Liveに活動拠点を移し、母親が集まるコミュニティやワイン好きの人たちとの交流を続けています。
そんな彼女がFacebookのライブ動画でインストリーム広告を利用したところ、収益が65%拡大し、自宅にいながら以前より多くの利益を上げられるようになりました。
成果
2020年11月16日～12月13日:
インストリーム広告の利用開始前(9月7日～10月4日)から収益が65%増加*
Facebook Liveのインストリーム広告からの収益が総収益の50％を超える*
ライブ動画あたりの平均視聴数が2万1000件を超える**
28日間でFacebook Liveを46回配信**
*Facebook社内データ
**CrowdTangleの公開データ
米国各地のコメディクラブに出演して生計を立てていたDena Blizzardさんは、わずか数日間で活動拠点をFacebookのライブ配信に移しました。Facebook Liveのインストリーム広告(条件を満たすライブ動画に挿入される短い動画広告と中断なしの画像広告)を利用することで、コメディクラブに出演しなくても収益を得られるようになりました。
Denaさんは日常の中にユーモアを見つけることを得意としていますが、新型コロナウイルス感染症が世界中で流行する中、このスタイルが視聴者の大きな共感を呼びました。毎日配信しているライブ動画は、自宅での出来事をユニークな切り口で紹介するもので、視聴者はユーモアにあふれたトークを毎日楽しみにしています。この数か月間は、愛する家族と家に籠るという時宜に合ったテーマでライブを配信し、視聴者の心の健康に一役買っています。Facebook Liveを利用した収益の拡大やインストリーム広告の利用について、彼女に話を伺いました。
インストリーム広告はとても簡単に使うことができ、利用を始めてからの作業はあまりありませんでした。広告は自動で配信され、毎月の収益の稼ぎ頭となっています。
Q: Facebookを使い始めたのは数年前からとのことですが、Facebookは目標達成にどのように役立っているのでしょう？
私の目標は、パンデミックが流行りだした2020年2月を境に大きく変わりました。Facebookでの収益化について初めて調べたのは3年前のことです。その時は、コンテンツ動画の作成に力を入れ、3分間の動画を収録し、編集していました。有能なスタッフを雇って定期的に動画を投稿しましたが、エンゲージメントは伸びませんでした。
Facebook Liveが私の目に留まったのは、パンデミックで世界が停止した後のことです。ただし、Facebook Liveでお金を稼ぐ方法を学ぼうと思ったわけではありません。ニュースを見ることができなくなっていたので、誰かが日常生活のことを話しているのを聞きたいと思ったのです。しかし、そのような動画が見つからなかったため、逆にニーズがあるのではないかと考え、月曜から土曜までの午前中、「One Funny Morning」というライブ配信を始めました。今では、Facebook Liveのインストリーム広告で収益を得られるようになり、このライブ配信は私にとってとても大切な存在になっています。
Q: Facebook Liveを利用して4年前から毎週ライブを配信し、この数か月間は毎日配信されています。その間、ライブ動画戦略はどのように進化したのでしょうか？どのように視聴者の関心を維持されているでしょう？
Facebook Liveが登場した当初は、この機能についてよく知りませんでした。実際に試してみたのは、2016年です。私は、当時流行っていたモバイルゲームにちなんで、番組名を「Chardonnay Go」としました。ワインを求めて近所をあちこち探し回るという内容でしたが、閲覧数は2400万に達し、一躍人気となりました。
その後は、「Tipsy Tuesday」というライブ動画を毎週配信して、母親である視聴者やワイン好きの人たちと交流しています。そのおかげで、自分のオーディエンスがどのようなコンテンツや構成に関心を持つのかがよくわかりました。「Tipsy Tuesday」を始めた当初は、配信開始後15～20分までは視聴者数が増えるものの、その後は減少し、40分後に当選者を発表する頃に再び増え、発表が終わると大きく落ち込むという状況でした。
しかし、パンデミック後は中断せずに観続けてくれる視聴者が増え、配信中に視聴者数が落ち込むことがなくなりました。視聴者はライブエンターテイメントを求めているように思えたため、ライブコンテンツに力を入れることに決め、月曜から土曜の朝に配信することにしました。また、木曜深夜は知り合いのコメディアンと、金曜の夜は自分の母と一緒に番組を配信しています。
朝に配信している「One Funny Morning」は、決まった構成にしないことによって、配信中の視聴者数の落ち込みを最小限にとどめています。この番組で話している内容は、その日に家で起こったこと(パートナーや子供、あるいは自分のこと)です。ありのままの様子を見せていることが、視聴者を引きつけている理由だと思います。番組中は、何が起こるか予測できず、事前の仕込みは一切ありません。
Q: Facebook Liveのインストリーム広告で動画の収益化に成功していらっしゃいますが、この広告を使い始めたきっかけは何ですか？
視聴者からお金を頂くことに気まずさを感じる私にとって、Facebook Liveのインストリーム広告は最高のツールです。とても簡単に利用できて、開始後に必要な作業はあまりありません。広告は自動で配信され、私が利用しているFacebookのすべての収益化ツールの中で最大の月収をもたらしています。
私のライブ配信中に広告が表示されると、視聴者がそれについて楽しそうにコメントしたり、表示された広告のスクリーンショットを撮影して、私に見せるためにページに投稿してくれたりします。「20秒のCMを視聴してあなたの家族をサポートできるのなら、好きなだけCMを流してください」と言ってくれたファンもいました。
Q: Facebook Liveのインストリーム広告に対して、視聴者はどのように反応しましたか？
全体としては、とても好意的に受け止めてくれました。視聴者がどのように反応するか予測できなかったのですが、ほとんどの方はとても協力的でした。ライブ配信中に広告が表示されると、視聴者がそれについて楽しそうにコメントしたり、表示された広告のスクリーンショットを撮影して、私に見せるためにページに投稿してくれたりします。「20秒のCMを視聴してあなたの家族をサポートできるのなら、好きなだけCMを流してください」と言ってくれたファンもいました。たまに新しい視聴者が来て、なぜこのような広告が表示されるのかと尋ねても、ファンの人たちは、その広告が私のサポートにつながる理由やしくみをすぐに説明してくれるでしょう。
Q: Facebook Liveのインストリーム広告で収益化を目指すクリエイターにアドバイスをお願いします。
Facebook Liveのインストリーム広告についてコミュニティの人たちに伝えることが重要です。私の場合、毎日ライブ開始前の数分間にインストリーム広告を流す資格を得られたことがわかった時に、これが私にとっていかに大きな業績であるかを視聴者に説明しました。また、広告が視聴に与える影響や、週30～40時間のライブ配信の収益化が私や家族にとってどのような意味を持つかについても説明しました。こうしたやり取りを交わすことで、視聴者は広告を受け入れてくれるようになったのです。
Facebook Liveのインストリーム広告は現在、一部のパートナーのみご利用いただけます。
