コメントのモデレーションとクリエイターのサポートをレベルアップ

コメントモデレーションコントロール

Metaは、コンテンツに関する会話を管理しやすくするために、利用者のブロックやその利用者が作成した新規アカウントのブロックなどのコントロールを追加するとともに、投稿に付けられた望ましくないコメントを非表示にする方法の改善を続けています。各コメントの横に表示される非表示アクションにより、ワンクリックで素早くコメントを非表示にし、投稿のコメントフィルタービューを変更することで非表示にしたコメントをまとめて簡単に表示できるようになりました。キーワードブロックでは、数字、記号、異なるスペルを使用した単語のバリエーションが含まれるコメントを自動で非表示にできるようになりました。また、モデレーションアシストもテストしています。この機能はグループ向けの管理者アシストと似ています。この機能を使用すると、投稿に付けられたコメントを自動で管理するための条件を簡単に設定できるため、コメントの管理にかかる時間を短縮できます。リンクや画像が含まれるコメントなど、投稿に付けられた特定のタイプのコメントを自動的に非表示にするルールを一覧から選択できます。

Metaは、Facebook Liveを利用してオーディエンスに配信するクリエイターのために、不適切なキーワードのブロックツール、一時停止/ブロックコントロール、コメントコントロールの強化など、追加のコメントモデレーションツールに投資しています。また、Facebook Liveコミュニティモデレーションのテストも開始する予定です。この機能により、クリエイターは特定の視聴者を指定して、その視聴者にコメントの管理を委任できます。

クリエイターのサポート

Metaは、新しいクリエイティブな表現や収益化ツールを通じて、あらゆる成長段階のクリエイターへの投資を拡大しています。同時に、Metaのプラットフォームでクリエイターが直面する問題のトラブルシューティングや、Facebookを安全に利用する方法の理解に向けてクリエイターをサポートしていることも重要です。

そこでMetaは、英語を話す米国在住のクリエイターのうち、Metaからリレーションシップマネージャが任命されていない方を対象に、FacebookやInstagramに関する質問に対応するライブチャットによるサポートを提供する小規模なテストを開始しました。対象のクリエイターは、Facebookでログインすると専用のクリエイターサポートサイトにアクセスできます。このサイトでは、サポート担当者とライブチャットしながら、支払い状況からリールなどの新機能に関する質問まで、さまざまな問題についてサポートを受けることができます。現時点では小規模なテストに留まっていますが、規模の拡大に伴って、FacebookやInstagramでクリエイターに招待を送りテストに参加してもらい、この新しいサポートを体験していただく予定です。

また、Facebookアプリでは、クリエイターを含め、全世界の英語を話す利用者を対象に、アカウントにアクセスできなくなった場合にライブチャットによるヘルプを提供するテストを開始しました。この最初のテストでは、不審なアクティビティが原因でアカウントにアクセスできなくなった利用者や、コミュニティ規定違反によりアカウントが一時停止された利用者を対象としています。Facebookがアカウントにアクセスできなくなった利用者にライブヘルプを提供するのは、今回が初めてのことです。

Metaは、FacebookとInstagramを安全に利用する方法やそのために利用できるツールについてクリエイターに周知するための積極的な方法やリソースの開発に優先的に取り組んでおり、その一環としてSafety Schoolをパイロット運用しています。Safety Schoolは、信頼性と安全性をテーマにしたオンラインセミナーで、クリエイターのためにプラットフォームの安全とセキュリティを維持するためにMetaが取り組んでいる方法を紹介していきます。このパイロット版では、アカウントのセキュリティ、なりすまし、いじめや嫌がらせに関するポリシーやリソース、特にツールを紹介しています。これまで、Metaはこのマテリアルを中心に27か国以上のクリエイターとつながりを築いてきました。来年には、このプログラムとリソースをさらに多くのクリエイター向けに拡大する予定です。今後参加できる可能性のあるSafety Schoolオンラインセミナーの最新情報を知るには、Meta for Creatorsコミュニティにご登録ください。